お知らせ

2022年01月05日 お知らせ

令和4年 新年のご挨拶(年頭所感)

新年明けましておめでとうございます。

昨年に引き続き本年も政府の基本的な感染防止策の徹底要請の下、
静かな年明けとなりました。現時点では国内の感染状況は落ち着いており、
年末年始休暇中と久しぶりに家族や親戚と楽しいひと時を過ごされたことと存じます。

一昨年より世界を震撼させております新型コロナ感染症は、昨年も一向に終息せず、
日本では2年間で計5回にわたる爆発的感染を引き起こしました。
また次々と変異株が確認され、未だに多くの人命と経済活動にダメージを与え続けております。
最近では南アフリカで確認された新型の変異株であるオミクロン株の感染が拡がっており、
国内でも感染者が確認され予断を許さぬ状況です。

そんな中ではありますが、昨年の東京オリンピック開催とワクチン接種の開始は
多くの国民を勇気づける嬉しいニュースとなりました。

東京オリンピックでは新型コロナ感染症の流行で開催が1年延期となり
苦難の中での開催となりました。
海外からの観光客を受け入れることも出来ず、観光・ホテル業界にとっても
大変な打撃であったと思われます。
日本選手団はコロナ禍で事前の国際試合や練習環境が大きく制限され、
メダル争いにも影響が及ぶとみられていた中、
史上最多となる27個の金メダルと金銀銅あわせて58個ものメダルを獲得し
国民に大きな喜びをもたらしました。

国民へのワクチン接種が始まったのも朗報でした。
日本でも既に1億人前後の国民が接種を終え、現在は感染状況が一段落している状態であります。
しかし同様にワクチン接種の進んだ諸外国は未だにデルタ株が猛威を振るい、
日本でも3回目の接種が予定されております。
本年もコロナの恐怖が完全に拭い去られることはなさそうです。

昨今多くの試練が降りかかる中、「BCP」という用語が頻出しています。
BCPとは、Business Continuity Planの略で、
日本語では「事業継続計画」といい、大規模な災害や経済危機など不測の事態が
発生した場合でも会社の事業や活動を止めることなく継続していくために必要な
具体的な方針やアクションの計画のことを言います。

十数年という短い期間のうちに我々は、リーマンショック・東日本大震災・コロナ不況と
立て続けに大きな災害や経済危機を経験することとなりました。
弊社も厳しい経営環境の中において、受け身の姿勢で現状を耐え忍ぶのではなく、
このような環境だからこそできる計画と行動で事業継続と生き残りを図らねばなりません。

そうすれば「雨降って地固まる」ということわざの様に、
このコロナ禍を糧に会社と社員が一皮も二皮も剥けることができ、
以前にもまして強靭な組織になり得ると私は確信しています。

昨年に引き続きコロナ禍の中での幕開けを迎え、Face to Faceでの営業活動は
困難が予想されます。
弊社も最大限の感染防止策を実施した上で、全社員が一致団結し営業活動に
邁進する所存でございます。

結びに当たり、今年一年皆様が健康に恵まれ充実した年となります事を祈念いたし、
令和4年度の年頭所感といたします。

令和4年 元旦

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